塗料を買いに行った模型店で目撃し、あまりのインパクトに買ってしまった、1/144 HGUC ゾゴックです。左腕破損のポーズ固定でなんとか完成に至りました。
1977年製作の『機動戦士ガンダム』用にデザインだけされ、結局出なかったモビルスーツ。18mの兵器としては、さすがにあの世界観で許容できるリアリティの限界を突破しているような気がして、登場しなくてよかったと思います(それ言ったらゾックもギャンも、ジオングだって大概だけど)。
ところがコレ、最近作られたシリーズ『機動戦士ガンダム ユニコーン』だと、ほれぼれするほどカッコ良く動いてる。この左腕を破損しつつ起き上がるシーンがあまりにインパクトがあったので、再現を目指した次第。
映像では派手な赤いボディに白のラインが際立つマシンですが、せめてもう少しリアリティをと、水陸両用という設定にちなみ海系の暗い色を使ってます。ボディは艦底色のハルレッド、マニピュレーターはシーブルー。どちらも別の模型で使った色で、買わずに済んだのもうれしい。
反対側から見るととたんに不自然になるポージング。シーンは港湾に上陸して暴れまくり、あの巨体で側転かました直後なので、肩や脚にもコンクリっぽい感じのするウェザリングをぼちぼちと。このへんのさじ加減も、難しいなあ。
脛や手など、あまりになにもない面にも、おずおずとディティールを加えてみました。胴体(=顔)の四隅にも兵器らしく吊り下げフックをつけたんだけど、ひとまわり大きなフックにした背中の上面意外、ほとんど目立たない。スケール感とのすり合わせ大変。
腕は画像を見ながら、既存のパーツ内でおさまるよう組み付けを入れ替えたり切り貼りしたり。内装の軟質チューブは、こちらの熱収縮チューブを使ってます。ほとんど見えなくなるけど、面白そうだったので(たしかに面白かった)。
映像通り足にも破損個所を。小学生スピリッツでプラを熱して歪ませたら、当然合わせ目も当然歪むし、痕はもろ樹脂っぽくなるしでイマイチ。内装にはメッシュ材でそれっぽさを。部品の多い背面も、おもちゃっぽさ を消すために市販パーツでディティールを加えました。推進器の内部がぽっかり黒穴になってるのをごまかすだけで、ずいぶん違うもんです。
モノアイカバーも映像準拠で、クリアブラウンで塗装。モノアイは目立たなくなっちゃったけど、透明なままよりは格段に雰囲気が出たかな、と。
改めて思うけど、ガンダムのプラモってほんっと大変。なにがイヤって、いちど組み立てて人型になったモノを、再度バラしてこまごまと改造したり塗装したりするのが面倒で面倒で。
戦車も転輪や履帯をたくさん作るのでほとほとイヤになりますが(だから1/72ばっか作ってる)、モビルスーツのめんどくささは上回ってると思います。
割とディティールが出てお気に入りのバックショット。やっぱり18mという巨大感を演出したいわけです。そこがモビルスーツというアニメキャラに、センス・オブ・ワンダーが加わるマジックだと思うので。
しかしこれ、映像をもとに微妙な関節位置でポーズを固定しまったので、自立しません。ジオラマベースまで作る構想はあるものの、いつになることやら……。