鉄道模型用の桜の木・白樺の木と人物フィギュア、モビルスーツを組み合わせて、ジオラマを作ってみました。
使用したのは、ガンイージと同じ『機動戦士Vガンダム』に登場する主役機、ビクトリータイプと呼ばれるガンダムです。手の上に乗るのは、カトーのNゲージ用人形(1/150スケール)
『機動戦士Vガンダム』は子供たちが戦争の狂気に巻き込まれてゆく物語。やわらかく瑞々しい子供たちを反映してか、本来は兵器たるガンダムも丸みを帯び、どこか柔和なデザイン。
そんなVガンダムが好きで、こんな情景を作りました。
いちばん作りたかったのは、モビルスーツを囲む樹々。トミーテックの鉄道模型用情景コレクション「サクラ」と「ケヤキ」です。これをチマチマ作るのが楽しいのなんの。こういう作業、好きなんです。
足元には、ばら売りされていた海洋堂ワールドタンクミュージアム『キューベルワーゲン』(1/144スケール)を配置しています。第二次大戦の自動車ですが、遠未来で地球が過疎化しつつあるVガンダムの世界観に、どこかマッチしています。
地面は光栄堂の『情景職人』春の草原パウダーで作成。ちょっと粒子が荒く、スケール感が微妙ですね。更にその上に、『ミニネイチャー』の春の茂みをペタペタと貼り付けてます。桜の木の下には、雪用のパウダーを散らして散った花を再現してみようと思ったんですが、うーんまだまだ観察も配置のしかたもなってませんね。
トミーテックの樹木は幹に個性があっていいんですが、付属のフォーリッジ(葉や花)が微妙なでき。特にサクラはぼそぼそして使いづらいです。栄光堂のランドスポンジのピンクと白をまぜあわせたものに交換しました。シラカバも春の若葉のイメージにあわないため、若草色のランドスポンジに交換。
肝心のモビルスーツは、プラモデルではなく完成品フィギュアの『ロボット魂』を利用。つや消しコートをかけて、多少汚しをいれた程度。手抜きです。足の裏なんか、おもちゃっぽいラインが入ったまま。
このフィギュアのサイズも問題で、これ換算すると1/120ぐらいのスケール。1/144や1/150スケールの小物とあわせるには、大きすぎました……。
モビルスーツの手の上の人形は、ちょっとナナメに貼り付いちゃってますね。
もっともっと、森になるぐらい樹をつくりたいです。