承前、制作したポーランドRPM社の1/72スケールスタッグハウンドMk.IIに、ちょっとした情景をつけ、ヴィネットに仕立てました。
ニュージーランド軍だけに、どうしても羊と絡ませたくて、どことも知らぬ田舎道の情景です。クルマはエンジンを開けた状態で作ってしまったので、路肩に止めたように配置。
地面は例によってタミヤテクスチャーペイントに色を重ね塗り。筆塗りしてるうちに余計な凹凸も落ちてきます。路上・路肩の草は、ミニネイチャーの草と、鉄道模型ショップでみつけた「荒れ地の素」みたいなのの合わせ技。ミニネイチャーはコストがかかるけど、便利だなあ。
裏側はこんな感じ。
ドアも開けて、資料も見ずにテキトーにドアノブの形状も作ってます。ホンモノぜったいこんな形状じゃないと思う。
ホントは人間も配置しようと、買いはしたものの、どう頑張っても情景に合わせて工作する腕がなく、断念。
木はトミーテックのNゲージ用黒松の幹を塗りなおし、ミニネイチャーの広葉樹の葉を切り貼りして。針葉樹の幹に広葉樹って、真面目に考えればこんな木もあったもんじゃないけど、既製品だけに枝の張り方がリアルで、「木」らしく見えます。
クルマと近すぎて、路肩に止めたというより下手な運転で衝突しかけたみたいに見えるな……。
エンジン見せ。車体は表面処理もロクにしないで塗ったところ、シェーディング塗料が細かなキズを拾って無数のスポットがついてます。
羊はプレイザーの 1/72 家畜セットより。これもテキトーなシェーディングでスポットが……。パーティングラインも残ってるなコレ。
マフラーやジェリカンにちょっと違う色を使うのが楽しかった。たまさか買ったニュージーランド軍モデル、ここまで遊び倒して満足です。