新スタートレック(スタートレック ザ・ネクスト・ジェネレーション)の主役航宙艦、 D型エンタープライズのフィギュアを使って、映画『スタートレック ジェネレーションズ』の墜落シーンを作ってみました。
こんなマイナーな映画のシーンを作れてしまうのも、模型のいいところ。
再現するのは映画のクライマックス、クリンゴン艦によってダメージを受けたエンタープライズが、爆発する第二船体を切り離し、第一船体(円盤部)だけで惑星ヴェリディアン3号星の森林地帯に墜落した情景です。
使うのは、スタートレックの国産のフィギュアコレクションとしては最古と思われる、2003年のフルタのトイ。正直ディティールはあまりよくなく、箱を開けたときに少しがっかりした記憶があります。
全種集めたのですが、10年以上経って出来の良いコレクションフィギュアも出始めたので、もう処分しようかと思い……その前に、供養代わりに遊ぶことにした次第。
まず情景に必要なエンタープライズの第一船体(円盤部)を、第二船体(推進部)から分離させます。円盤部の付け根にあたるドーサルネックの上部にノコを入れて、さらに設定通りの位置で割れて見えるよう、円盤部の一部をモールドに沿って切り離します。
素材は硬くかなりブ厚いので、力のいる作業。しかも分離モールドは曲線なので乱暴にカッターを入れることもできず、極細チゼルを根気よく入れて切り取りました。
これができればもう終わっちゃったようなもの。たのしいデコレーションのはじまり。
土台はいつも使ってる木製ハガキ。フチをマスキングしたあと、円盤部を置く場所をざっくりマークします。森と円盤だけではあまりに寂しかったので、あまってたエポキシパテで山をつくりました。
で、森を作ります。
別の模型で使ったNゲージ用の情景スポンジ(緑)の余りをこれまた流用。写真はボンドで白くなってますが、乾けば普通の色にもどります。
スポンジは細かくちぎり紙コップに入れ、水で濃い目に溶いたボンドとよく混ぜ合わせ、スポンジ自体に粘着力を持たせたうえで、地面側にもボンドを塗ってつけていきます。
実際は『葉造くん』というあらかじめ調整された専用接着剤をつかってます。お手軽工作が信条なんで。
たっぷりつけたつもりでもボソボソで、ほんとに着くのか不安になりますが、一晩おくとガチガチに。あとは円盤を置いて、色を重ねて完成。
土台の着色はシタデルカラーでやってます。色彩をバシっと決めるセンスが身についてないので、なんども塗り重ねて調整できるシタデルはほんと助かります。
水で調色・薄めができて、においもない。ちょっと塗るにはパレットすら出す必要のないラクさも大好き。
土はタミヤ情景テクスチャーペイントを盛ってつくり、シタデルのシェード色“レイクランドフレッシュシェード”(赤黒い液)をじゃぶじゃぶかけて陰を出します。更にレイヤー色“ケイディアンフレッシュトーン”(要は肌色)をドライブラシしてハイライトをつけます。
シタデル塗装のセオリーなんて思い切り無視した使い方ないのに、テキトーにやるだけでそれらしく見えます。森も同様に、シェード色や薄目の緑をぺしゃぺしゃやりました。山はもうちょっと森とあうような色を出したかった……。
真上から撮るとけっこうリアルに見えます。
D型エンタープライズは全長641mという設定。模型は約95mmなので、だいたい1/6700スケール。ほとんど地図のサイズですが、そこそこ情景がだせました。元の模型のディティールが、なんともだけど……。
1/72模型すらなかなか作り終わらない毎日。既成のフィギュアを使った簡単ジオラマは、すぐに完成できるので、お手軽に充実感が得られます。
スター・トレック? ジェネレーションズ/リマスター版スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2012/02/10
- メディア: Blu-ray
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る