シナイ半島には夕暮れがよく似合う。そんなわけで、ハガキ大のベースに乗せて組みあがったメルカバMk.3を、自然光の夕日で撮影。
撮影場所の都合で、影が多くなってます。
メルカバの戦場となるシナイ半島はおもに赤土、ゴラン高原などには白亜質の土壌もあるそうです。赤土も微粒子化(要は砂漠化)すれば、黄色や灰色にも見えるわけで、色相は複雑。そんな場所で活動するメルカバの何とも言えない車体色にも、納得がいきます。
右サイド。ベースの土壌色と戦車色がなじんでくれてよかった。
実は作ってしばらく放置してから、ホコリを払わずに塗装してしまいました。おかげでアンテナにホコリがそのまま定着……。
バック。ベースには傾斜をつけてます。履帯周辺の盛り土は、走行でめくれ上がった状態の演出を兼ねて、履帯底面のセンターガイドが抜けてるのを隠すため。コルク粘土特有の質感で、ガレの多い土がめくれた感じが出たかな、と……。
背面もういっちょ。自然光は七難隠す。バックライトを塗ってないのも、デカールの色味がズレてるのも。ただパーツのゆがみは隠せません。
正面。日が暮れてきてほとんど影に。砲塔は上向きで固定してますが、ほんとうはベースの傾斜に対して水平になる予定でした。
こんなヘボモデルでも、綺麗に撮れて満足まんぞく。