Part1(迷彩練習編)はこちら
トランペッターの1/72 LAV-R。すこし時間が開いてしまいましたが、土台をつくってジオラマに仕立ててみました。
ずいぶんテキトーに迷彩模様をつけてしまい、それを隠すためにさらにおおざっぱにウェザリングをかけてしまったので、それに見合うような舞台を作りました。
泥と埃にまみれた災害の廃墟を進むLAV-R。RAV-25シリーズは沖縄やタイなど、世界中に配備されていたようなので、巨大災害のあと、こうやって救助や偵察に出たこともあったかもしれないな……と想像しながら。まあ機銃はつけたままにしないかと思いますが。
光源のおかげでウェザリングのしたの迷彩がほどよく見えてくれました。ミニサイズなのに、後部ハッチの造形が綺麗に出てて好きです。タイヤはかなり歪んでついてしまいましたが、それも悪路を走る感じを演出してくれているかと……。
土台はこんな感じです。エバーグリーンのH型プラ棒で鉄骨、波型プラ板でトタン、流木はトミーテックのNゲージ用樹木をカットして。あとは割りばしの破片やらプラ板やら。この上に更に汚しをかけています。
破材の接着は水で溶いた木工ボンドでしたんですが、けっこう跡が残るものなんですね。ひとつ学習。
ライトやミラーなんかは塗ってません。小スケールなうえにこんだけ汚すと、そこだけピカピカの塗装では悪目立ちしそうで。
いや、本当はめんどくさかっただけです。アンテナもありません。
Nゲージ用の樹の枝が、いい味だしてくれました。
東北、インドネシア・マレーシア・タイ、ハイチ、ニューオーリンズ。自然災害の痕跡はいたるところに、いまも残っているわけで。
RAV-Rという車両は、こういう景色のなかでこそ、意味があるのかな、と思った次第です。