トランペッターの1/72 LAV-Rを作ってます。米国海兵隊の歩兵戦闘車 LAV-25の派生型で、戦場で破損した機体を回収する装甲回収車です。
いきおいで作り始めた某航空機(上の写真の奥に見えてますが)の作成がちょっと長引きそうだったんで、とにかく何かすぐに完成させたい!とおもい、神保町の地球堂で買ってきました。さすが1/72スケール、手のひらサイズでかわいい。1日30分の作業でも、1週間で組みあがりました。
スケールの割にディティールはすごく綺麗で、角がキチッと出てる部分が多いです。バリ取りもほとんどなし。細かな部品は多々ありますが、部品数じたいは少なく、ほんとにサクサク作れちゃいます。
しかし車輪が8輪もあると、車の裏側ってなんだか虫をひっくり返したのと同じ気持ち悪さがでますね。なんというか、ダイオウグソクムシみたいな……。
いくら良いとはいえ、1/72となれば細かなディティールは無理なわけで、牽引フックと思しきところは穴が開いてないし、取っ手は単なる線か、ひさし状に飛び出してるだけです。
穴は目立つところをあけて見栄えをよくします。取っ手も、後部ハッチの上にある一番おおきく目立つものを、真鍮線で作り直しました。
作った取っ手(なんか他に呼び名があると思いますが)は、片方だけ穴をあけて裏から瞬間接着剤で固定させました。ひさびさにフツーの瞬着剤つかったらホントに瞬間的にくっついちゃって、ちょっとびっくりした……。おかげで片方ナナメになっちゃいました。
ひととおり組みあがったんで(タイヤは仮止め)、今回は迷彩にチャレンジします。箱絵どおり、NATO迷彩と呼ばれる標準的なものにするんですが、さすがに小スケールなのと、エアブラシのコントロールが巧くないのとで、すっごくぼやけた感じになっちゃいました。
まあどのみちウェザリングするんだし、と割り切って、その上にクリアをコーティングして、いちばんニガテなデカール貼りに身構えます。
クリアをかけても表面がザラザラに見えますね。まだまだ精進が必要だな。
後編につづく。