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尾瀬の旅 前編: 8月終わりの湿原

東京近郊、日帰りで遊べる山歩きって、意外とたくさんある。昨年から高尾山、筑波山と初心者コースを歩いてきたんだけれど、じゃあその次はどこだろうということになり、検討の結果、山ではなく尾瀬の湿原まで足を延ばすことになった。言わずと知れた国立公園だ。

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東京からクルマで3時間。いちおう関東圏内とはいえ静岡県の真ん中あたりと同じぐらいの距離感だから、そこそこの遠出だ。日帰りだから、広い湿原のさわりの部分をちょっと回るだけといった感じになる。物足りないといえばそうだけど、平坦ゆえに「途中で帰ってこられる」というのは、初心者にありがたい。

片品村の駐車場から乗り合いタクシーで鳩待峠にアクセスし、そこから山を下るかたちで、湿原域に入っていく。この湿原にたどり着くまでが、高低差約200m、行程1時間ほどの緩やかな山歩きになってる。

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ルートはうっそうとした森だけれど、運よくキツツキ、オオアカゲラが見えた。この道、ツキノワグマの出没情報も出ていて、道すがら熊鈴が置いてあったりする。

8月終わりは水芭蕉も咲かず、紅葉にも早い時期なので、週末でもぜんぜん混まない。快適だ。木枠の階段を降り、木道をてくてくと歩く。橋を越えて、川上川の流れに沿うようになれば、湿原の入り口、『山の鼻』はもうすぐ。

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山の鼻のロッジで一休みして、その先に進めば、わっと視界が開ける。尾瀬ヶ原だ。森の中ではじっとりしていた気候も、湿原に出ると乾いた風が吹きはじめる。1400mの高地だから気温も都心から5~10度ほど低く、信じられないほど快適! 8月の太陽の日差しがこんなに心地よいなんて、思わなかった。

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下を見れば、沼には青空が反射し、そこには水芭蕉の代わりにヒツジソウが咲いている。小ぶりの睡蓮だ。

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朝6時に東京を出て、鳩待峠についたのが9時過ぎ。湿原に降りると10時を回っていた。ここから短いながら3~4時間ほど、湿原を歩いてみることにした。

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後編に続く。